『仮面ライダー電王』(かめんライダーでんおう)は、2007年1月28日から日本テレビ朝日系列で毎週日曜日8:00 - 8:30に放映されている「平成仮面ライダーシリーズ」としては第8作目となる特撮テレビドラマ作品、または作品中で主人公が変身するヒーローの名称である。
キャッチコピーは
「“時刻”(とき)を超えて、俺、参上!」【ストーリー】
2007年の東京。ある日、空から無数の発光体が現れ、大量の砂が降り注いだが、人々はこの異変に気付かなかった。砂が入ったと目をこする少年、野上良太郎を除いて…。
何をやってもツイていない、不幸続きの良太郎。それでも一生懸命頑張っているのだが、今日も不運なトラブルを起こした上、不良グループに絡まれて袋叩きにされてしまう。しかし倒れた良太郎は、道に落ちていた奇妙なパスを拾う。それは時を越える電車デンライナーに乗り、時を守る戦士に変身するためのアイテム、ライダーパスだった。そして良太郎の前に現れる未来からの侵略者イマジン。時の流れを守るため、良太郎はモモタロスというイマジンの力を借りて仮面ライダー電王に変身。強引な手段で過去を変え、未来も変えようとするイマジン達に立ち向かう。
【概要】
(特徴)
本作ではモチーフとして、多くのライダーが採用してきた生物ではなく、「鉄道」「童話」という奇抜な素材を採用したこと、前作でも多少試みられた「時間移動物SF(タイムパラドックス)」の要素を本格的にストーリーに組み込んだことなどが、特徴として挙げられる。また主人公・野上良太郎は気弱な「史上最弱の主人公」という過去に見ないタイプとなった。
本作で大きく異彩を放つのが、「主人公に怪人が憑依することにより、仮面ライダーが変身前と変身後で全くの別人格になる」という設定である。これに平成仮面ライダーシリーズで採用されてきたフォームチェンジの要素を重ねることにより、電王はフォームごとに外見や性格、声も完全に別の存在となる。
(キャスティング)
良太郎を演じる佐藤健は初の平成生まれ(平成元年生まれ)の主役ライダーで、その意味でも「平成仮面ライダー」の登場となる。その他にも、『アギト』以来のレギュラー出演となる秋山莉奈や、石丸謙二郎など。
また、本作では怪人が人格を持ち、前項で述べたように「人間に憑依する」という特徴から、怪人の声を演じる声優のキャスティングにも重点が置かれている。特に良太郎に憑依する怪人(モモタロス)を演じる関俊彦は、憑依時の良太郎・ライダーの声も担当する、「もう一人の主人公」と言える。
(スタッフ)
チーフプロデューサーは、平成仮面ライダーシリーズでは6作目の担当となる白倉伸一郎、またシリーズ常連の武部直美も担当。演出陣は『仮面ライダー555』以来、4年振りのパイロット&メイン監督を勤める田崎竜太をはじめ、長石多可男などが参加。メインライターは、平成仮面ライダーシリーズでは『仮面ライダー龍騎』以来となる小林靖子が担当。音楽担当は『クウガ』『アギト』『響鬼』の佐橋俊彦が担当する。
主題歌は『仮面ライダークウガ』以降続いた、中堅〜ベテラン歌手が担当する傾向ではなく、若手ダンスユニット・AAAが担当。従来のケレン味の強い主題歌とは異なり、軽快なテンポの主題歌となっている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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